2012年6月4日月曜日


...  南野氏は「この蛋白の腫瘍と闘う能力を損なうことなく、p53活性化関連の炎症を阻害する方法を見つけることが、癌(がん)のリスクのないアンチエイジング療法につながる」と述べている。(HealthDay News 1月5日) http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=660379 Copyright (c) 2012 HealthDay. All rights ...

... and Mortality Weekly Report(MMWR)」12月23日号で報告された。 米国では70万~140万人がB型肝炎ウイルス(HBV)に感染しているといわれる。「B型慢性肝炎は肝臓を破壊し、重篤な疾患や死につながる。HBVへの慢性感染成人の15%以上が肝硬変および肝癌(がん)を発症する」と報告書の著者らは記している。 糖尿病患者でのHBV感染リスクが高い理由として、過去における医療機器や血糖モニター機器の共用により、微量の血液に曝露したことが挙げられる。HBVは体外で生存でき、容易に伝播(でんぱ)する。これは指先を穿刺して測定する個人用血糖モニター機器が、適切な清浄あるいは感染管理されないまま、2人以上で用いられることでも感染が生じることを意味する。 ...

2012年6月2日土曜日


Microbes and Mental Illness
アメリカ国立精神衛生研究所( NIMH ) 理事長のブログ 2010.08.13

微生物と精神病

精神病の中のいくつかが伝染性病原体や自己免疫プロセスと関連があるかもしれないという着想は、少なくとも20世紀前半にはあった。

21世紀には、人間の有機体の微生物環境をマッピングした微生物学 ( microbiomics ) が、人間の体と心の存在を考えることに関しての新しい道を造り出すかもしれない。すでに、我々人類の DNA の90パーセントは人間ではなく、微生物であることが明らかとなっている。 実際、我々人類は無数の生物種たちから構成されている「超固体」であり、それらの種には、初めて確認されたものが多い。そして、我々の微生物生態環境の中にある持続的な個体差は、年齢の早い段階で確立される。

肥満と糖尿病については最新の微生物学 ( microbiomics ) の観点からも重要なことが証明されているが、精神病の研究に関しては、まだ焦点にはなっていない。